活動報告

3月定例会議で代表質問

2025年4月19日 | お仕事

 ことし3月に開場した新しい議場で開かれた3月定例会議において、真結の会の代表質問を行いました。市の最大の課題を急激な人口減少と捉え、現状認識と今後の取り組み、減少に歯止めをかける施策などを伺いました。また魅力あるまちづくりのかなめである駅前再開発、さらには周辺地域の商業施設の整備に伴う道路整備、市街化調整区域の見直しなどを質しました。さらに選ばれる福島市のための教育・文化の充実、豊かな自然の継承などについても質問いたしました。
主な内容について以下ご報告申し上げます。
①人口減少問題 福島市の人口のピークは2001年の298,319人でした。ことし2025年1月1日には271,398人とピークから3万人近くも減少しています。約3千人だった出生数も昨年は1,284人と半数以下、さらに若者の流出、そのなかでも若年女性の流出は深刻な状況です。新しい施策、市民を巻き込んだ展開が必要と思うが、どのように取り組むのか伺いました。
市長は結婚や出産に希望が持てる機運を市民とともに高め、あらゆる施策を総合的、継続的に推進すると答弁しました。また、若年女性の流出を留めるためには、女性が住んで楽しく暮らしやすいと感じられる地域づくりを進め、女性に選ばれる魅力あるまちを目指すとしました。 
②福島駅東口再開発事業 駅前交流・集客拠点施設の新たな案が示され、550~580億円と示されていた総事業費は580~620億円に、市の取得費用も270~300億円に膨れ上がりました。市はどのように捉えているのか、また厳しい財政運営にあるなかで、持続可能な財政運営、市民サービスの維持を市民にしっかり説明すべきとして見解を伺いました。
 市長は人件費や扶助費が増大するなか、公共施設の再編を進め、施設全体の最適化を行いながら、引き続き事業の取捨選択・重点化や業務改革・効率化を徹底するとともに市税をはじめとする自主財源の確保、有利な財源の活用、受益者負担の適正化、未利用財産の積極的な処分、などより一層の財源確保の工夫を図ってまいりますと答弁しました。 
③その他の主な質問
〇矢野目・笹谷地区のイオン多世代交流拠点施設、福島第一病院の開設に伴う周辺道路の渋滞緩和策について
〇農免道路北側の市街化調整区域の見直しについて
〇教育の質のさらなる向上を目指した教員の働き方改革について
〇スクールロイヤーの成果と今後の展開について
〇じょーもぴあ宮畑開園10周年記念縄文シティサミットについて
〇(仮称)福島北風力発電事業の福島市の今後の取り組み、事業者への対応について