活動報告

2023年3月定例会議において代表質問

2023年4月24日 | お仕事

 福島市議会3月定例会議において代表質問を行いました。4月23日付、今任期最後の真結の会会報に報告しています。
 今回の代表質問では、今夏までに始まるとされている福島第一原子力発電所内にたまり続ける処理水の問題や新型コロナウイルス感染症の2類相当から5類への引き下げに伴う医療、救急体制について、人口減少対策と子育て環境の整備について、持続可能な農業の振興についてなど7項目について伺いました。
 放射性物質トリチウムを含んだ原発の処理水の本県沖への放出については、国内外の理解が進まない中での放出で、懸念される新たな風評被害等について、市の対応を伺いました。木幡浩市長は国民や関係者の理解は未だ不十分であり、国において「関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない」との当初の約束に沿った誠実な対応を行うこと、透明性のある情報開示を行い、国内外からの風評被害が発生しないよう責任を持って対策を講じるよう東北市長会等を通じて国に要望していくと述べました。また処理水の動向を見ながら、本市農産物や観光等における風評払しょくに向けた取り組みを推進してまいりますと答弁しました。
そのほか、5類へ引き下げとなる新型コロナウイルス感染症の対応や市民へ影響を及ぼす物価高騰対策、出生数の減少と若者の市外への転出増による人口減少対策、選ばれるまちへ向けた子育て環境の整備等、デジタル社会の構築、持続可能な農業の振興など市政の諸課題を会派の要望等に基づき質問し、木幡市長、所管部長らが答弁しました。