2023年4月21日 | 大ケヤキ
古舘の大ケヤキ保存事業のうち、一番大掛かりな枝を支える支柱、ワイヤーの設置はことし6月から12月に変更して行われることになりました。
先ごろ開かれた今年度の事業打合せの席上、ケヤキが休眠する冬場に作業することが望ましいとの報告がありました。業者によりますと、葉がついている時期は、木肌が傷つきやすく支柱やワイヤー設置の際に万が一傷ついてしまうと、そこから腐朽菌などが入る恐れがあるという説明でした。葉が落ち、気温が下がる12月から来年1月にかけて設置作業を行うとのことです。
設置される支柱は合計8本、一番長いものは18㍍にも及ぶとのことで、かなり大掛かりな作業になる見込みです。打合せの日には市の担当者や業者が実際に支柱を設置する場所などを核にしました。
このほか、地元小学生を対象とした森林環境学習や巨木の不思議を探る勉強会などを、開催する予定で決まり次第告知していきます。